アメリカについては行ったことのある大学などが少ないこと、多くの人が多彩なコメントをしていますのでこちらでは出来るだけ異なる視点から情報提供をしてみます。
Episode1
レッドランド大学 University of Redlands https://www.redlands.edu/
Wikipediaにチェックを入れてみましたが、この大学を案内する日本語版はありません。この大学は、カリフォルニア州ロサンゼルスを西へ100キロほどのところにあるミドルタウン・レッドランドにある大学。筆者が訪れた時(前世紀)は、街の周辺は延々と続くグレープフルーツ畑。基本的には特に夏は気温がとても高く山火事被害が多く乾いた地帯なのですが、反対に言えば一年の多くがカリフォルニアブルーの青空が広がります。そんな中に位置するレッドランド大学University of Redlandsは、ミッション系のリベラルアーツ的な教育を行うカレッジに近い小規模大学。人種比率をみてみると現在はアジア系より中南米系を多く受け入れているよう。このあたりはカリフォルニアでも南部地域なことが影響しているのかもしれません。またカリフォルニア南部地域というと若干治安の悪さを感じる人もいるかもしれませんが典型的な昔のアメリカらしい治安の良いミドルタウンです。周辺にはすぐ近くにスキーが出来るような山があったり湖があったりと環境は抜群と言えます。参考までにいうとレッドランド大学と学術交流協定を締結している日本の大学もあったりしますので気になる人は調べてみても良いと思います。留学すれば日本のナンチャッテLiberalartsと違う真のLiberalartsを学べます。
この地を紹介した理由。ここが筆者の始まりの地。実際にはレッドランド大学University of Redlandsは遠くに眺めるだけで、実際は民間の語学研修で4週間過ごしました。(嘘ですごいことを書いても良いんですが事実に基づくことにします。)このこと全てが動機とは言えませんが、筆者はこの年になるまで大学の中でも国際交流を中心とした仕事をしてきました。この時に利用したのは今はもう無くなったリクルートヤングツアーという20代あたりをターゲットとしたツアープログラム。(今となったらよく分かるのですが)4週間で留学でない在留資格でアメリカに入国しているので真面目な英語研修ではなく結構お遊びの時間が多く、その間はスポーツや近郊の町に行けたりと結構充実。どちらかというとリクルートという会社の頑張りというよりローカルスタッフ、ホストファミリーのホスピタリティーの精神が実を結んだのではと感じます。なおツアー代金は飛行機代その他コミコミで約30万円のかなり格安。近郊で同じような大手旅行会社がやっているプログラムで来ているグループとニアミスして話をしてみると、ツアー料金は倍の60万円で授業やホストファミリーとのトラブル続出とのこと。特に海外のプログラムは当たり外れはあるようです。
このEpisodeで若い人に話してみたかったことは、ざっくり『行ってみたら結構違う』ということ。今の筆者ならレッドランドなんて語学研修の場所で選ぶ可能性は低いのですが、その時々の様々の要因が重なって(運命的に)行ってみるのも(特に若いうちは)良いと思います。日本国内で言われる大学ランキングや地域的な評判は重要かもしれませんがあまりそれにはとらわれないことも大切だと思います。
ビッグベア湖・スキー場のご案内(行ける人は少ないと思いますが、、)
最後にロサンゼルス近郊の大学(有名どころ)をご紹介
カリフォルニア大学ロサンゼルス校 UCLA https://www.ucla.edu/
言わずと知れた名門校。なぜか何十年も前からUCLAのTシャツを日本で売っていることの方がミステリーになります。
カリフォルニア工科大学California Institute of Technology https://www.caltech.edu/
少数精鋭の私立の理工系大学。アメリカではトップクラスでも日本での知名度は知っている人はしっている程度。
南カリフォルニア大学 University of Southern California https://www.usc.edu/
全米でも屈指の名門私立大学。お金持ちで頭が良い学生が集まる雰囲気があります。