FOU’s blog

日本の大学 今 未来

ヨーロッパの大学4 北欧編

北欧はスウェーデン(カロリンス研究所)とデンマークに経験があります。あまり深い話ではなく研究・学びの際の参考情報として軽く書きます。

 何もかもが高いということを学ぶ

 事例をいくつか

①外食は高い

街中にブッフェ形式のレストランが多い理由は人件費が高いから(価格に転嫁しないといけないので)。特にそれなりのレストランで食事をすると(チップ込みで)払うお金は1.5倍をイメージをする必要があります。※カナダで1年暮らした筆者でも高く感じるくらい。ただし、スーパーでのお買い物は、軽減税率している商品も多いので、ちょっとした気配りで出費を抑えられます。

②人件費も高い

大使館勤務の人から聞いた話。現地で一般事務職員レベルのローカルスタッフのコストが月額100万円近くかかってしまい予算繰りが大変とのこと。もちろん職員本人の懐ということではなく税制の仕組みが日本と異なるということ。また、仕事のマッチングが悪ければ遠慮なく辞めることも日常化する社会の仕組みができあがっています。

北欧での学び 

 デンマークの人口は500万人ほど、スウェーデンで1000万人。人口規模に比例し大学の数はそれほど多くありません。大学は社会保障に組み込まれているので当該国の学生は実質無償となっています。その中での特別な存在はカロリンスカ研究所あたり。それ以外はその他の多くの欧州の大学と同様レベルは高いけどそれほど特色なしのタイプが多いと思います。北欧に行く大学関係者は、現地の大学とこれまでになんらかの縁故があったり、また、どこかから予算がついたり等のあまり積極的でない理由で交流が行なわれているような印象を持ちます。また、1年現地に滞在すると一日中太陽が出ていたり一日中薄暗いという(貴重な?)日々を体験できることも魅力かもしれません。

カロリンスカ研究所

北欧を普通にぶらり歩きしてみる

Illum&Illums Bolighus(イルム) は、コペンハーゲンの中心街 Strøget(ストロイエ)にあるデパート。近くにはロイヤルコペンハーゲンのお店、北欧家具のお店等々もあり賑やかな場所。標準的?な高級デパートですが、フランスやイギリスのお店では見慣れないものもある印象。個人的にはコーヒーを楽しむための器具がたくさんあってお土産に最適。なお、日本から来た人は免税手続きが必須、ちょっとした買い物でもかなり還付されます。

illum.dk

 

 【写真1】Gefion springvandet ゲフィオンの泉 人魚姫像の近く。北欧神話に由来して女神が獰猛な雄牛四頭の牛車で突き進んでいます。

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【写真2】Churchillparken チャーチル公園  第二次世界大戦中のデンマークへのイギリスの支援のメモリアルとして。今は公園になっています

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【写真3】Nyhavn ニューハウン  新港エリア 観光地としても賑わっています。

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【写真4】 Kronborg Slot クロンボー城1(世界遺産の古城)電車で行けます。海の向こうはスウェーデン

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【写真5】 Kronborg Slot クロンボー城2 この地はシェイクスピアの4大悲劇一つハムレットの舞台として知られています。

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【写真6】コペンハーゲン近郊の競馬場 行った日は王室主催のレースがありました。なお、出馬表と投票用紙がデンマーク語なのでかなりきついです。

※調べましたが多分 Klampenborg Racecourse というところです。20240202追記

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