筆者はこのことが日本にエラスムスが与えた影響だと思っています。このことは長話になりそうなので2~3回に分けて書くようにします。
エラスムスの副産物『東ヨーロッパの大学で医学を学ぼう!』
『東欧の大学で医学を学ぶ』というお話は、10年くらい前から一部の間で知られてきました。日本の中等教育を終えていれば(言語の問題を除けば)比較的自由に世界各国の大学へ受験し入学することができます。特に東欧の大学の一部には、英語で学べる『国際コース』的な学生枠を設けて世界から学びの機会を提供しています。これらを行う理由は綺麗な言葉で用いれば学生の多様性による教育・研究の向上、下世話に言えば(授業料をかなりあげても学生は来るので)大学としての安定した収入確保の一環とも言えます。
この募集に日本人もそれなりの数が受験しています。筆者個人的にこの動きが良いこと、良くないことのジャッジが出来ない部分がありますので、まずはこの動きを幾つかの面から考えてみます。
【写真1】コペンハーゲンの人魚姫
【写真2】郊外のお城でのランチ
【写真3】郊外のお城(名前確認中)