FOU’s blog

日本の大学 今 未来

近大もかっ!【内閣総理大臣の選出について】重要なお知らせ by Kindai University

コネタその②です。今度は近大さんのホームページにもこんなんでてました。これもなんだか東京人の知らない世界で面白そう。で、もはや時の人ですので、全てのひとに粗相のないよう丁寧に書きますね。

www.kindai.ac.jp

なんと大学教授にまでっ!

2004年ごろ、高市さんは選挙におちて、お仕事がなくなってしまった約3年間近畿大学経済学部の教授職をお勤めになっていらっしゃいました。ご承知のとおり、近大さんは世耕ファミリーが営む大学で、就任の頃は、世耕弘成さんのお父様である世耕弘昭さんが理事長をお勤めになっていらっしゃいました。ご縁は大切です。

私大はちがうんだなぁ

で、国公立大学で働いている人はすぐに気が付くはずなのですが…これまでの高市さんには高等教育における教育・研究の実績・業績はありません。資格は神戸大学経営学部の経営学士のみ。一般的に国立大学で、教授職につくには、高等教育における教員歴、研究指導歴、査読論文数が重要。特に大学院レベルでは、マル合、Dマル合の資格がなければ、教授のポジションを就くのは絶対無理。ですので、一般的に、国立大なら助教や研究員、良くて特任(任期付・非正規)の名を付いた准教授での採用がせいぜい。また、いくら業績を加味しても、大学院での教鞭はしんどいところがあります。その中で、大学院課程があまり充実していない近大さんというところ採用に適していたのだと思います。

でも、そこはさすがに近大さん、優秀な教育人材を見過ごすわけにはいけませんから、教授でお招きしたんだと思います。経歴的には、松下政経塾アメリカ議会における実務経歴をお持ちですので、学部学生向けの授業なら十分。産業政策論ゼミでも盛り上がっていたようで何よりです。(実際、大きい声では言えませんが、私大の教員任用って『この人大丈夫?』って人結構あります。)

なお、キャリア上、Professor の肩書は海外では有用。国内での認知度は高くありませんが、名刺に Professor (もしくはProf.)がついていると、Dr. や PhD. 同様に評価してもらえます。

まとめ?

で、現職総理大臣のご高説を聴けた学生たちも、今では四十台。『大学おったころな総理大臣から講義受けててたんや、ほんまやで』的な会話で盛り上がれるのはうれしいことかも…

 

 

【内閣総理大臣選出おめでとう!】とのことです by Kobe Univeristy

コネタです。神戸大学さんのホームページにこんなんでてました。なんだか東京人の知らない世界で面白そう。※高市さんって、これまでの永田町にはない面白い化学反応が生じそうで興味がでてきました。

神戸大学: Top>お知らwww.kobe-u.ac.jp

↑長く貼られるものでもありませんので、中身を解説するとお写真と神戸大学経営学部卒であること。女性初、これからのご活躍をお祈りします、でシンプルに終わらせています。

どうでもいいことをいろいろ考えてみる。(みんな推測)

神戸大学にしたのは

いろんなメディア記事によると、早慶も合格していただけど(家族の助言・経済状況で)神戸大学を選んだご様子。関西圏の国立大学序列(のみ)で考えると、他に(なんとか)自宅通学できる京大・阪大があるのですが、それを選んでいないのは、多分模試結果で『京大・阪大はいけるかもしれんけどあかんかもわからんな…』等々いろんな人に言われて(安全パイ(あんぱい))で必ず現役合格する神戸大学を選んだのでは…。当時の社会環境を加味して考えると『女性で一浪はちょっとなぁ…』という時代でもあり選んだと思います。でも現役で神戸大は大したものです。

なお、ご承知のとおり神戸大学経営学部は旧三商(他に一橋大、大阪市大)の名門といわれています、が、多分奈良の大和郡山からだと半分の時間で行ける大阪立大学(当時)のお名前はでてきません。諸般の事情はあるのかもしれませんが、神大と市大の差はこんなところからも見てとれます。

②通学の大変さ

高市さんは、当時奈良県橿原市在住、いろいろあって自宅通学にしたようです。ただ、ここから神戸大へ行くのは結構なチャレンジ。とりあえず、神戸大学へ行くとして、最寄の駅は、近鉄・JR両線使えそうですが、ちょっとだけ便利そうな近鉄大阪線と考えてルート検索します。(このあたりは筆者は土地勘はありますので多分コレ)

始発駅は近鉄大阪線大和八木駅あたりと仮定、いざ出発!

近鉄大和八木駅近鉄大阪阿部野橋駅天王寺

近鉄大阪阿部野橋駅で大阪メトロ御堂筋線天王寺駅に乗換え

③大阪メトロ御堂筋線天王寺駅➡大阪メトロ御堂筋線梅田駅

④大阪メトロ御堂筋線梅田駅➡阪急神戸線大阪梅田駅に乗換え

阪急神戸線大阪梅田駅➡阪急神戸線阪急六甲駅(多分西宮北口駅で普通に乗り換え)

⑥神戸市バスで神大正門前(六甲台第1キャンパス )へ➡正門から坂登って経営学部へ

 神大はキャンパス内も坂がきいのですが、一番上のところに商学部はあります。

 ※慰めの言葉をかけるとすれば夜景はとてもキレイです。

以上の所要時間は約2時間。特にラッシュアワーと重なる1限目の授業は大変だったと思います。それで授業が終わって同じ道を帰宅。これもしんどそう。高市さんはこれだけでも普通によく頑張って通学したといえます。

政権の特色として言えること ー関西圏の初等中等教育は優秀?ー

高市さんは、奈良県の公立小中高で学びました。維新の会関係でも、吉村さんも藤田さんなど大阪府の公立小中高の卒業者。高校卒業後も首都圏以外の大学卒業出身者が多数。ついでに言えば今年のノーベル賞受賞2名も関西圏の大学。近年、首都圏を中心とした富裕者層の中高一貫校への嗜好や首都圏の(意味不明な)大学人気の中、『(地方にある)普通の学校で勉強してがんばっても大丈夫なんや』の発想が芽生えて欲しいものです。

最後に宇野さん(宇野宗助さん)も忘れないで…

1943年(昭和18年)10月に旧制神戸商業大学(現・神戸大学)に進学。しかし2か月後に学徒出陣となり、そのままシベリア抑留となってしまい大学は卒業できていません。それはそうとしても、一応、同じく自民党総裁なのに大学として知らん顔するのはちょっと可哀そうな気がします。

 

 

ゲレーロJr. さんの出生地ということでモントリオールを思い出してみた

メジャーリーグも最終盤。オンタリオはともかくとしてケベック出身で活躍している方がいるとは知りませんでした…

カナダケベック州出身のメジャーリーガーって…

Toronto Blue Jays でがんばっているゲレーロJr. (Vladimir Guerrero Ramos Jr. )さんってカナダ国籍でなおかつケベック州モントリオールのご出身ということで驚き。ドミニカ共和国の国籍もお待ちのようですがカナダではよくあるお話だと思います。ご両親の関係で話せる言語はスペイン語とフランス語、そして英語もだいぶんお話可になってきたとか。これもカナダではよくあるお話。

で、よくあるお話ではないのが野球。筆者は一年モントリオールにいましたが、一年の半分以上は屋外競技には適さない環境だし、実際、若い人たちがバットやグラブをもって遊んでいる姿もみたことありません。そんなところで育ったゲレーロJr.さんの活躍が興味深く感じてしまいます。また、地元モントリオールの人たちはどんなで応援しているかも気になります。あとはお写真で。

【写真1】 Rogers Centre ブルージェイズのスタジアム これはドジャースじゃなくてヤンキースの試合。この場所は、本当にトロントの中心部にあるので見に行くときすごく便利です。おとなりには Scotiabank Arena(NHLのToronto Maple Leafs・NBLToronto Raptors がみれます)で、下のお写真はゴジラさんの時代ですからかなり前。当日バックネット裏の席を買いましたがそれほどのびっくりではない価格。※なお、ここはカナダですから、✕ Center・〇 Centre になります

【写真2】高等教育中心のブログですから少しは学びのことも。以下ケベックケベックの時制表現 分かりやすいのでホテルに泊まった時すかさず撮ったもの。以下でフランス語の勉強をしてみます。

フランス本国でのお食事の時制の変化

フランス本国のホテルに泊まりその次の朝、お腹がすいたので朝ごはんの会場はどこかと探していると【le petit déjeune ➡】の案内を見かけます。で、フランス本国での記載は以下のとおり。

朝ごはん petit déjeune

お昼ごはん déjeuner

夜ごはん dîner

それがケベックへ行くと写真のように変わります。ご承知のとおり(知ってることを前提として書きますね)、1763年のパリ条約によりフランスは、イギリスに対して北米にあったフランス権益の大部分を放棄しました。そのあとのケベック(旧ヌーヴェルフランス)に取り残された人(貧農とイエズス会組織の人)は、イギリス文化に囲まれた中で独特の生活を強いられます。なお、イギリス統治時代においても、フランス語の利用は認められていました。ただし、フランス本国との交流は途切れたので、少しずつ表現方法に差が出てくることに。それのわかりやすい事例が時制。それ以外のことはよくは知りませんが、フランスはベルギー・スイスのような近隣国や世界各地に海外領土を持っていましたので、その場所ごとにちょっとずつフランス語の表現方法が異なってくるようです。で、この写真はモントリオールにあるホテルの案内。筆者の予想では、ホテルの宿泊者は英語話者が中心になるのであんまり気づく人は少ないと思います。

朝ごはん Déjeuner

お昼ごはん Diner

夜ごはん Souper

※写真にある dépanneur(日本語的発音はデパニュー)は、コンビニ。英語の対訳 Convenience となっていますね。

【写真3・4】その頃(どの頃?)の East Asian Studies, Mcgill Univeristy の掲示板。今現在はもっと中国関係が増えているんだと思います。



 

【良し悪しを決めるのはあなた!】大阪公立大学森ノ宮新キャンパスあれこれ グランドオープン情報①

ついにグランドオープン。大学職員のランチタイタイムのお笑いネタとしてご活用ください。なお、大阪ローカルを注釈なしのそのまま書きますのでがんばってついてきてください。大学職員の方には新キャンパスを作ったらどうなるかを学ぶ良い機会になると思います。

新キャンパスに何ができるの?

ハム大森ノ宮キャンパス建設の意味合いは二つ。一つは、いくつもあるハム大キャンパスの本部機能を持ちます。そのため、次回の工事(1.5期工事?)では、(いわゆる)理事長さんや学長さんのお部屋も作られます。で、主たる目的は、(いわゆる)すべての学部一年次学生への初年次教育の場となります。ハム大の説明では、中百舌鳥・杉本町キャンパスのようにキャンパスが分散していて、すべての学生が集まれる場が無かったので(筆者には大きく説得力の欠ける説明に感じます…)、初年次教育(いわゆる)ぱんきょ~を行う場として作られたようです。ただし、文学部と生活科学部(一部)と医学部リハビリ学科は、卒業(修了)するまでの間、ここでお勉強することになります。それもなんだか違和感を持ちますが…。

近年、日本の大学で、初年次教育のため、これだけ大規模に新たにキャンパス・建物を作ることもレアですので、大学職員の皆さんがいるそれぞれの大学においても学びになるとも思います。なお、ブログの内容のうち、大学に関する情報は、ハム大HPから得ています。ですので皆さんも筆者同様みることは可能。では進めていきますね。

キャンパスはどこ?

場所は、大阪市城東区。このわかりにくい写真(下)は、筆者がJR環状線天王寺発➡大阪行きに乗り大阪城公園駅北あたりから撮ったもの。右上にある茶色っぽいの⇩建物が森ノ宮キャンパス。お隣の白いのがURさんが1970年代に建てた高層住宅群。

ここで学ぶ学生への通学区間証明(通学定期の発行)ができる駅は、森ノ宮駅(JR環状線・大阪メトロ)、京橋駅(JR環状線・大阪メトロ・京阪)、鴫野駅(JR学研都市線・大阪メトロ)、緑橋駅(大阪メトロ)と、たくさんあるように見えアクセス豊富そうですがさにあらず。現実的には多くの学生は、森ノ宮駅からの(10分以上)歩きになりそうです。別ルート、特に京橋駅・鴫野駅方面は、(一応)通学推奨道路上に歩道スペースがなく車がビュンビュン行きかう道路。それに、そもそも距離が長いので行くにしても帰るにしても歩くのがだるおもになります。筆者なら強め雨が降っていたら帰宅するかもしれません。なお、直線距離で一番近いJR環状線大阪城公園駅は、安全上の理由で対象外になります。

【写真1】JR大阪城公園駅を大阪方面へ電車が動き出してのすぐの眺め、見てわかるように直線距離でもかなり遠方にあるのがわかります。で、駅とキャンパスの間にはJRとメトロの車庫があるのでダイレクトに歩くことはできません、そのため、将来的には、この駅の北側から歩行デッキを第二寝屋川沿いに作り、大阪メトロ森ノ宮新駅まで結ぶ計画があるよう、、ですが、、JRの線路を回り込んで作らないといけないのでかなりの距離ロス、多分、そして結局、森ノ宮駅~森ノ宮キャンパスまでの距離と大して変わりません。この遠さ、距離感を東京でいうと東西線大手町駅から京葉線東京駅まで歩いていく感じ。新しいデッキにメリットがあるとすれば、環状線にのる選択肢が森ノ宮駅以外にもう一つふえたことくらい…

この地の歴史を紐解く

まず、森ノ宮の由来。多くの人は、普通にどこにでもありそうな名前と感じると思いますが、いやいやそれが…。その由来は、JR森ノ宮駅の近くにある鵲森宮(かささぎもりのみや)神社によります。創建は崇峻天皇二年(589年)!。聖徳太子が唯一自ら創建した神社といわれ、単なる伝承だけでなく、多くの古地図、古文書(日本書紀!)にもこの地に神社があることが書かれているようです。ついでに聖徳太子つながりでいえば四天王寺さんもご近所でお待ちしています。

そして時は流れ、この場所が改めて、歴史上知られるようになったは、石山合戦のあたりから。この地を拠点とした大坂石山本願寺顕如さんが、織田信長さんの勢力と互角の戦いをした場所。それを横目で見ていた豊臣秀吉さんは、この地が、陸運、水運、海運のハブとなる好立地であるところに目をつけて大坂城を作ります。

大坂の陣~江戸期

冬の陣の際は、南北に流れる平野川の東岸が徳川勢の上杉景勝さんと佐竹義宣さんのポジションとなり布陣。当時は遮るものがなかったので、この地から大坂城天守閣を眺めることができたと思います。ただ、この場所は、平野川以外にも多くの河川・運河があったので豊臣側にも徳川側にも直接対峙する戦闘には不適な地だったようです。

で、時はもう少し流れ、江戸期には、平野郷や、さらに奈良方面からの物資の運搬に重要な役割を果たしていたようです。そして今では普通の川になりました。

大阪陸軍造兵廠

明治期より置かれた重要な兵器工場。(帝国陸軍最弱と噂された…)大本営直轄大阪第四(淀)師団とともに拡大を続け、昭和初期には大坂城の東側一帯は巨大な陸軍の軍事工場・研究所が立ち並ぶようになりました。

で、そんなところですから、アメリカ軍の空爆の対象となり、昭和20年3月頃から何度も爆撃の試みがありましたが、そのたびに天候等々の幸運があり難を逃れてきました。しかし、終戦前日の8月14日にB29約150機による大規模空襲を受けて完全にがれきの山に。爆撃には焼夷弾ではなく数百発の大型一トン爆弾の集中投下が行われ、そのうち四発が国鉄京橋駅方面に着弾。駅構内に避難していたおびただしい人が亡くなります。一トン爆弾は、当時爆撃機に積載できる最大サイズの爆弾で、その威力はいわゆる着弾地点に大きなクレーターができるレベル。大変お気の毒なことです。また、その時投下された際の一発は、爆発しないまま眠り続け、ハム大新キャンパス造成中に不発弾とし見つかり、その撤去のため、キャンパスのオープンが半年遅れてしまいます。

大阪府立成人病センター、そしてハム大森ノ宮キャンパスへ 

そんなこともあり、戦後、この場所は、しばらくがれきの山でしたが、徐々に再開発が始まり、まず、国鉄と地下鉄の車庫となり、そのお隣に大規模な病院建設が行われます。そして昭和34年、この地に本邦初の成人病センターが発足、長年大阪における高度先進医療の中核を担う基幹施設として国から認定され、全国の大学病院、国立がんセンター、国立循環器病センター(当時)と並ぶレベルの医療を提供してきました。しかし時はまた流れ、老朽化等により中央区大手前地区へ移転。名前を大阪国際がんセンターとし高度医療の提供を行っています。そんなで大阪府市が意図するヒガシエリアの拠点には何もなくなったので(使えそうな土地もあるので)大学の誘致をすることになったんだと思います。

そしてそして、長くなりましたが、その跡地がハム大森ノ宮新キャンパスとなります。ハム大は公立大学ですので、大阪府市の都市計画・まちづくりに否が応にも巻き込まれてしまうことを学ぶことができます。

www.soumu.go.jp

新キャンパスへのバーチャルツアー   

通学区間は4駅を指定

この4駅の意味とは、(多分)JRさんやメトロさんと相談し、学割定期が発行してもらえる駅の意味。ただし、現実的には、ほぼすべての学生は、JR森ノ宮駅(メトロ森ノ宮駅)を利用します。多分。

そのため、森ノ宮駅から出発するとして、以下のようなルートでご案内。ルートは非常に単純ですが、歩いてみれば以下のことがわかります。それでは、普通に Google Street View 的に見ていきます。(ほんとに)興味のある方はご自身でチェックしてみてください。では、森ノ宮駅(南口)を降りると、まずは東へ!

阪神高速の高架の下にある中央大通りを東へ歩く。

この通りは、中央分離帯付きの片側2車線道路で歩道も広々し、とても歩きやすい雰囲気。歩く歩道は進行方向左側の道を選択。特に道に迷うことはありません。※早速蛇足ですが、西側へ歩くとすぐ大阪城公園への大きな入口がすぐにあります。いつも素敵ですが、特に桜や紅葉の時期をお楽しみください。

疎開道路を左へ

この角には、目印となるロイホー(ロイヤルホスト)さんがありますのですぐに認識可。なお、このロイホーさんが、新キャンパス周辺で一番しっかりとしたお食事ができるお店となります。また、もう少し東側にあるメトロ緑橋駅を利用する人も同様にこの角からキャンパス方向に向かいます。

疎開道路をしばらく歩く

ほんのしばらく歩くと、森ノ宮病院さんという病院が見えてきます。改装後でとてもきれい、この森ノ宮病院さんの付近には、セブンイレブンさんとローソンさんがあり、さらに歩くとデイリーヤマザキさんもあります。で、森ノ宮病院さんあたりから通学方法の規制が厳しくなり、森ノ宮病院さんとUR団地さんの敷地内への立ち入りは禁止、(救急車等の緊急車両がよくくるらしい)特に病院前交差点は横断も(何故か)禁じているので。ここに来るまでに左右どちらかの歩道を決めて歩かないといけません。特に左側歩道を歩いていたら、デイリーヤマザキさんのあるところで横断歩道を渡る必要があります。こんなことでイライラして大学とケンカしても仕方ありませんでの言われたとおりにしましょう…。

で、森ノ宮病院さんからキャンパスまではUR団地が続きます。他には何もありません。ですので、生協以外の食べ物・飲み物をキャンパス内で食べたい・飲みたい場合は、このあたりコンビニ三つで購入する必要があります。※蛇足その2、病院内には売店とおいしそうでお手頃価格な院内食堂がありますが、病院に迷惑がかかるので行っちゃダメです。(特にココは阪大系病院)

④北に向かって歩く歩く!

森ノ宮病院さんより北の景色は進行方向東側にURさんの高層団地が立ち並びます。今現在は、近大さんや関大さんのように駅前に学生向けのいろいろで商売をしている駅前城下町は全くありません。健全と言えば健全。

⑤キャンパス到着!

キャンパスというか敷地内に大きな建物がドカンと一つ、筆者の印象的には大学の建物には見えません。表現するのも難しいのですが、映画館やスポーツ施設が入った巨大構造物のように見えます。今現在の状況を眺めていると、東側敷地に余裕があるように感じるかもしれませんが、このスペースは、1.5期工事という次の建物建設が進むので、広く感じられるのは今だけ。なお、道路を挟んだ西側には、府市の事業で、メトロ新駅と多目的ホール(10,000人収容規模のアリーナらしい)が作られる予定。また、メトロ新駅と、キャンパスを地上二階から結ぶための通路はすでに準備済。

⑤ためしにもっと北方面へ歩くと…

キャンパスを超えると大阪市営中浜下水処理場が見えてきます。見た感じは普通の大きな工場。さらに歩くと第二寝屋川を渡る橋が見えてきて京橋駅へ行くことができます。

 

筆者の気づき ーJR大阪駅天王寺駅からキャンパスまで歩きで最低25分は必要ー

ハム大HPによると、主要駅から森ノ宮キャンパスへのアクセスというのがあって大阪・天王寺から約20分としています。それはちゃう!と筆者は疑い深いので調べてみました。

まず、大阪駅天王寺駅から森ノ宮駅まで10分というのはわかるとして、そこからが謎。所要時間のモノサシを、隣接するUR森之宮第2団地~JR森ノ宮駅までとして計れば、徒歩で約10〜13分、距離にして約800m換算。suumoさん等での、時間表示は、多分団地住宅の位置によってそれぞれ10分~13分と算定していると推測します、、ハム大キャンパスは、UR団地のさらに北側奥にありますのでどう考えても13分以上必要と考えるのが妥当。また電車の待ち時間も入っていませんので、結論的に大阪駅天王寺駅双方からキャンパスまで20分で行くためには、思いっきりダッシュして走らない限りムリです。

まあハム大さんも『約』は入れてはいますが四捨五入するなら少なくとも25分もしく30分の記載が妥当。筆者に言わせれば、ハム大は、Do not count the number of mackerel roughly. といえます。(意味がわかり、しょ~もな~…と感じる人が一人でもいることに期待します。)※で、筆者は(何気なく)ハム大が時間にこだわるのは何か別の理由・意図がある…と勘ぐっています。それはおいおいにして…。

建物構造が特徴的

見た感じは一棟の大きな十三階建ての建物。十三階建てとした理由は、大阪城天守側から眺める際、建物が生駒山系の稜線を超えないようは配慮したとのこと。四百年の時が過ぎても太閤殿下への敬意がしのばれます。

で、ざっくりの建物の使い分けですが、一階が全ての学生さん関係(食堂・多目的ブース12部屋、音楽演奏可なサウンドスタジオが6部屋etc)、二階は管理部門(事務室etc)、三階~七階が講義関係(教員室+講義室)・ライブラリー(ハム大では図書館のことを『ライブラリー』と呼ぶ)。八階より上は文学部等の学部専門科目の授業が行われる場となり1年次生にとっては別世界。ちなみに面白構造として、エスカレータは、七階まで上り専用で設置。下りどうするかというと、お隣に設置された階段を使うことになります。もはや高齢?の筆者は、単調な下りの階段の方が足がもつれて転倒しそうで怖いです。若い人でも特に雨の日漫然と上り下りしていたら思わぬ事故につながります。十分お気をつけください。なお、エレベータはたくさん設置しているようなので上層階へ行く時にはエレベータをという仕分けをしているんだと思います。

なお、消防法上は、コの字構造になっていて、建物は二ないし三つある形、非常時にはそれぞれの区画の防火・防煙シャッターが下りる仕組みだと思います。(昔、大学の某庶務掛で働いていたころ学んだ記憶があります。間違ってたら御免なさい。)また、建物の構造・性質上、大きな火事の心配はなさげです。あとは津波南海トラフ)対応あたり?。キャンパスのあるあたりは、海抜3m程度。第二寝屋川平野川への津波の遡上は十分あり得ます。

そんなで、初年次教育をうける学生さんは、基本的には一階~七階を用いて一年間授業を受けることになります。一年たったら基本的にもう二度と来ることはありません。というか戻ってきちゃダメです。

で、改めて初年次学生向けスペースですが、

一階:食堂・アリーナ・学生厚生施設etc

二階:事務の管理部門

三階:講堂・森ノ宮キャンパス以外の教員のための控室

四階:ライブラリー・教員居室・教室

五階:ライブラリー・教員居室・教室

六階:教員居室・教室

七階:教員居室・教室

ですので、

外見上大きな建物ではあるのですが、以上のいろいろが入っていて思ったほど余裕は(多分)ありません。一階~三階は、授業としては(ほぼ)使用せず、四階・五階もライブラリー(図書館)スペース等が大きく占めているので、多くの初年次学生が学ぶ場所は六階・七階が中心になりそう。

なお、八階~十三階は、使用する用途が異なりますので、実際初年度入学の学生さんの使う範囲はこの建物の半分以下程度となります。

この初年次教育のため、大中小70近い教室を用意しているようですが、固定座席には全員分の電源コンセントを用意しているとのこと。BYOD(Bring Your Own Device)を標榜している大学ですから、やることはやらなきゃなりません。このあたりは(当然ですが)ご立派だと思います。また、車いすスペースもちゃんと用意しているよう。

で、この建物の設計施工は、竹中工務店さん&安井建築設計事務所さんのゴールデンコンビ。HP見ていると京都競馬場(新装)、東京でいえばサントリーホール(リニューアル)なども実績として手掛けるなど超一流。多分、国立大学では、この規模の新造工事をこのような実績ある大手に委ねることはないと思いますので、その意味でも完成度に注目です。

www.yasui-archi.co.jp

キャンパス内情報

森ノ宮キャンパスでは、生協(購買・食堂)さんはチャレンジャー?

筆者が思うに、そもそも、多分当初からの敷地面積、建設計画etcにおいて、学生向けの福利・厚生施設の割合・配分が少なめ?だったのかもしれません。オープンの際のメディアの視線は、無人店舗や食堂リアルタイム混雑予報等に向くと思いますがその実体は…。

①一階食堂は大混雑予想

一階食堂は、約700席を用意。大学の想定では、『6000人の学びの場』としていますので座席が充分なのかがポイント。で、大学・生協は、オープン前から座席数不足を大アピール。そのわかりやすい理由は、他大学の食堂座席配分数と比べ、かなり少な目であることが問題意識を生んでいるんだと思います。また、700座席があっても、学生さんは詰め詰めに座るものでもありまぜん。リュックやカバンはお隣の席におくものです。オトナもみんなやっています。あんまり責めたら可哀そうです。※ご参考までに(とても素敵な)上智大学さんと比較すればその差を感じ取れると思います。

で、そんな混雑の解決策として、科学的な検証を行い、食堂の混雑状況の可視化により、混雑・人流に関するリアルタイムな情報提供を行う予定。要は、各所に人感センサーを置き、いまどこにどれくらい学生がいるかを分析、食堂の混雑予測を行うという画期的・先進的な試みを予定。筆者のようなアナログ人間は、お昼前の授業科目の履修登録者数を曜日ごとに把握していれば、アラートを出すことができてしまうのでは、と考えがちですが、そんなんじゃダメみたいです。ただ、結果的には、大学・生協の予測もおおよそ同じで、午前の授業終了後20分間が混雑のピークと予測。この時間帯を乗り切るため、作るのに時間を要する麺類の販売は一時的に13時まで休止するとのこと(要はお昼時はうどんやラーメンは食べることができない)。筆者個人的には、そこまで予測が出来ているなら人感センサーなんかいらんやんの気持ちになります。また、食堂以外の施策として電子決済(済)の弁当の出張販売も各階で実施する予定で混雑緩和の対処をするようです。

いろいろ学生のみなさま、大変そうですが、みなさんはオトナですから『それやったら最初から食堂をサイズアップしてたらよかったんちゃうん?』なんて思っていても言ってはいけません。

キャッシュレス(現金不要)を前向きに考える

そんなんで、生協としては、忙しい時にレジで現金を渡されるのは面倒なので、生協による nanaco 的な電子決済システムを使ってもらい、レジでの滞留時間の節約に取り組むとのこと。さらに派生型として(日本全国にある大学生協発となるらしい)スマホでオーダーし現物を受け取ることもができるシステム、事前登録していれば、そのままお買い物したらレジを通さず完了となる無人店舗(ウォークスルー型のキャッシュレス無人店舗)もあったり斬新なシステムのショーウィンドウ化も進めています。

なお、筆者としては、ブログの書き込み日が9月23日ですが…そろそろ食堂で何が食べられるか、お値段はどのくらいか教えてあげても良いと思います。(HP上では「主菜・副菜」と「丼・カレー類」のまま時が止まっています。)お忙しいとは思いますが是非ご検討を。

冷たいお水はいつでも!でもお湯は?

キャンパスの食堂では、湯飲み・コップは無くして自費で紙コップを買うようにして現金化されます。SDGsと地球環境のためなら仕方ないことです。その代替措置として、マイボトルを持参すれば給水器からお水をいただくことが可能。お水には、Evian(硬水)やいろはす(軟水)等々様々なタイプがありますが、こちらでは、軟水で高度処理(活性炭やオゾンによる高度浄水処理したもの、いわゆる水道水)を提供。(ただ、一説には)東京の水道水よりおいしく感じられるようです。

で、おいしいお水はとってもありがたいのですが、お湯は?、そんなことは、Don't think, just do. の気持ちにならないといけません。

また、即席系のカップラーメン類については、キャンパスにおけるサスティナブルな循環型社会づくりに取り組む必要がありますので、残渣(残り汁)問題を考慮して、当⾯利用不可。また、当然、UFOあたりも湯切りが必要なので当然(多分)アウト。ただ、飲んで終わりのカップスープ類は別途検討してくれるようです。なんだか、地球環境やSDGsといえばなんでも許される風潮を感じる日々。特に冬場に温かいものなしは身に染みます。

こんな出来事たちにピヨピヨの一年次生たちはどう立ち向かうのか注目です。

omucoop.jp

『知の森』に書籍部(本屋さん)はありません

多分、こちらもスペース上の問題が最大と思いますが、学術書籍を購入できるような購買部はありません。大学関係者以外なら大した話じゃないかもしれませんが、授業や学究のため本に触れ、購入する機会はたくさんあります。Web上での購入も進んでいますが並んでいつ本を物色すらできないことには疑問。また、当初生協は授業用書籍の配布すら行わない(学生の自腹で宅配(数千円)?)ようだったのですが、結局、さすがにそれはあかんやろ!ということになったようで、キャンパス内で購入の電子決済をした2日後にキャンパスの指定箇所でもらえる仕組みにしたようです。ただ、今回はあくまで例外的に教科書購入での便宜が図られましたが、本難民の状態は続きます。

筆者がサジェスチョンするなら、Amazon さんetcでは、かなりの学術専門書籍も購入可能。また、お財布にやさしい中古品もあったりしますので、学生の皆さんトライしてみてください。

⇩隣の芝生で、ない物ねだりしても仕方ありませんが、、上智大学さんは素敵です

www.sophia.ac.jp

ここまでで、文字数9,000カウントに達しましたので、このあたりで一旦区切りとし、後半部分で、教務関係・学生関係+総括と考えてみたいと思います。読んでる方もお疲れ様でした。See you soon.

【さらに異世界へ】千葉科学大学ってこれからどうなるのか考えてみる ー来年度からは大城学園さんへバトンタッチー

文科省さんからの結果発表がありました

来年度から大城学園さんへ経営が移行が確定!

文科省の大学設置・学校法人審議会の結果、2026年4月1日から千葉科学大学さんの経営は加計学園さんから大城学園さんへ移行します。

大学でお仕事している人たちにとっては毎年の恒例行事で、この4月に新学部・研究科の新設や定員変更等々を文科省へ資料の提出をし、その審査結果が夏の終わりに発表されます。筆者個人的には、そんなに無理な上申でなければ(一部是正や注記はあっても)ドキドキしなくても基本的にはOKになるものと思っています。

ですので、『よっぽど』のことがない限り設置者変更は認められるので基本的には申請者側の要望が認められたということ。

で、その『よっぽど』のことが起こるのか注目していたのが筆者。その老爺心の心配は大城学園さんという学校法人の運営手腕。2020年代に入ってから、「世界へ翔く、トップアスリートの育成」を掲げ(非常に)少人数制のエナジックスポーツ高等学院を沖縄に設立・運営はしてはいますが、高等教育に関する実績は何もありません。そんな学校法人がはるばる千葉県にある非常に経営状態の良くない大学の運営になぜ名乗りあげるのか?

で、筆者はいろいろ疑っています。設置者変更の約束事の際には、今後も今のままの学部構成を維持すると言っていることは守られるのか?がとっても気になります。また、そのための経営を行なえる財務状況がこの学園にあるのか?についてもかなり気になります。そんな筆者の疑念が杞憂であれば良いのですが…。そのためにも、なぜ大城学園が、経営状況に難のある千葉県にある大学の運営に乗り出したのか?どのような大学づくりを目指すのか?は、ぜひ多くの人にご説明いただければと思います。

メディアは市長の卒業証書の件についてはしつこいですが、千葉科学大学のついては全くもってお忘れ状態。とりあえず、経営母体が変わり、アルカリ水だかなんだかのパワーで筆者の疑念を吹き飛ばす大学運営を行うことに期待です。是非理事長さん自身の言葉で大学の将来を語っていただけたらなあと思います。

 

 

【解説未だ不能】千葉科学大学ってこれからどうなるのか考えてみる ー来年度は現状維持が確定?ー

筆者自身の備忘を兼ねて、書きますが…何も変わっていません。もう少し文科省さんからの結果待ち。

2026年度入試要項が発表されました

7月に学部、8月に大学院と2026年度の入試要項が出そろいました。普通に読んでみると基本的に2025年度と変わらない形で学生を募集するようです。このこと何が大切かというと、来年度も薬学部など筆者が心配する入試が継続して行われるということ。で、なんで心配かというと、2026年4月から最低限6年間、大学として薬学部に関する教育を責任をもって行うということ。看護学部なんかも同様で最低4年間学部存続しますので2030年代初頭のこの大学のありようが見えてきます。

なお、千葉科学大さんは、文科省へ設置者変更(加計学園➡大城学園)の申請を、大学の現状を変更しないまま引き継ぐという条件で進めていますので、その文科省の承認が正式に決まるまでは、2026年度に何も変わらないというのはその証左ではあります。

それはそうとして、大学HPでは今現在は加計学園グループの一員であることが記されているので、この大学で学びたいと考えている人たちにとってはイメージの異なる大学になっているかもしれません。今後、入試説明等々の機会で確認しておく方がよいと感じます。

筆者レベルの心配ごとは、新しく大学の買い取ることになる大城学園さん。還元水の売り上げを中心して近年成長している組織のようですが、教育の実績は小規模な通信課程の高等学校のみのしかありません、単純にそんなレベルの学校法人が大学運営ができるのか大きな疑念があります。文科省の承認後には、なぜ大学運営に乗り出したのか?法人の財務状況も合わせ外部に公開してもらいたいと思います。

そんな中の千葉科学大学さん。千葉科学大学ブランディングプロジェクトというものが立ち上げられ千葉科学大学の職員の有志の立場でこの大学PRを進めています。最近(多分)明るい話の少ない大学と感じてしまいますが、大学職員のがんばりには期待してみたいです。

【短編】551の近大みかんを食べてみた

たまには近大さんのお話をします。

551は豚まんだけではありません

551HORAIさんは基本的には、その場でつくった豚まん(肉まん)を店頭販売するお店。それ以外にも餃子、焼売のような中華系デリをやっています。特に豚まんは、店頭で生地に餡を入れて蒸し上げるスタイルを堅持。そのため、関西圏の決められた店舗以外では購入することはできません。この豚まんのおいしさと知名度は全国的にも知れ渡ってきましたので、新幹線や飛行機でお土産にする人の姿も目につきます。関西圏に住んでいる方は、テレビや車内広告で、近大さんが551さんとコラボしたお笑い系のCMを見ることができます。

で、その販売商品の中にアイスキャンディーがあります。ミルク味、アズキ、チョコ、フルーツ、抹茶、パイン等々の昔懐かしい雰囲気の味が中心。アイスキャンディーは注文数に応じて箱詰めしドライアイスを入れてくれます。そして、夏を中心に季節限定のものを提供、その中にあるのがミカン味の近大みかん。

で、アイスキャンデーの販売方法に特色。お店の人に『ええっと…アズキ3個とフルーツ3個と近大みかん3個もらえます?』と言ったら『おおきにぃ』とドライアイスを入れて箱詰めしてくれます。イメージ的には1個買うというよりまとめて何個か買うかんじ。そんな感じですので、ちょっとしたお土産、差し入れ的な用途によく用いられ筆者の手元にも届きました。お味ですが、十分おいしく作っています。

で、なんで『近大でみかん?』なんですが、大学ブランドにこだわった農林水産物を作っているから。この近大みかんは和歌山県湯浅町近畿大学附属農場(湯浅農場・生石農場)さんというのがあってそこで生産したもの。無農薬等品質にもこだわっているようです。他にもこちらの農場では近大マンゴーであったり、畜産品として近大鴨(近大おいし鴨・合鴨のよう)のブランド名で東京都内のレストランでも食べることができるようです。ちなみにご承知の方も多い近大マグロは、もっと南の串本にある近畿大学水産研究所の施設から養殖し出荷しているようです。他にも、梅製品、お醤油などが有名な地域ですので大学とのコラボで良い商品が生まれるかもしれません。

前にも書いたとおり、和歌山県は地理的な事情もあって県庁所在地のある和歌山市周辺以外には目立った高等教育機関はありません。その中で、近大さんは大学の附属施設として各地に研究拠点を設けているのは、和歌山県としてもいろいろで期待できる存在。また、和歌山は理事長の世耕さんの地盤でもありますので、産官学的な取り組みはやりやすいんだと思います。

ホームページを見ていると湯浅農場にはしっかりした学生用の宿泊施設もあるようですので学生さんも喜びそう。関西の人の目線では、近大さんって近鉄大阪線沿線にあって下町風情でローカル色の強い印象もあるのですが、世耕さんもがんばって大学を知ってもらうための取り組みが行われているんだと感じます。とりあえず美味しいですので興味のある方は是非どうぞ。

【写真1】これが近大みかん

【写真2】今回は、自分で購入。ショーケースにいろんなアイスが並んでいて、自分で選んでカゴにいれてお会計。6個以上買うとドライアイス代は無料にしてくれます。2025.08.01写真追加

www.kindai.ac.jp

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