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【ふりかえり】宝塚歌劇団さんのもろもろをみて落ち込んでみる

宝塚歌劇団さんの事案に対する阪急阪神HDさんの対応がやはり気になります。阪急阪神HD株主総会(6/14)でももめているよう。引き続き教育上のハラスメント事案と類似性が高いのでフォローしていきたいところ。

謝り方は大切

3月28日、結局、阪急阪神・劇団さん側は、追い詰められた形で謝罪に追い込まれました。自殺した人が出ると、所属していた学校や組織の中で何かあったのではないかと疑念をもたれるの良くあること。ですので、これまでの記者会見の場で証拠云々の話は、その背負っている立場上せざるえないことはあるんだ感じます。ただ、なんで、女性のみで構成され演劇をする劇団であって音楽学校時代からの伝統を背景とするハラスメントが起こったと考えられる中、なぜ阪急阪神さんの対応者がすべて年功序列で偉くなったようにみえる男性3名なのか?。やはり無理してでも女性の立場で説明できる人が必要でした。特に関西における阪急電鉄の立ち位置はお上品でトレンディーでダーティーなことには無縁な会社としてのイメージがある中、旧態依然とした組織体質を見るのは悲しいです。

全然話は違いますが小林製薬(プベルル酸・紅麹)の記者会見でもオトコのオジサン4名並んで説明していました。最近頻発している教育委員会が行う不祥事に関する謝罪会見でも極端に女性が少なすぎます。令和の時代のスタンダードは男女比を意識した記者会見が必須です。なぜそんなことくらい気づかないのかそちらの方が疑問。

結果として、何がいけなかったのか?何を悔い改めたら良いのか?

関係するみんながやるべきをやらなかったのが一番の要因。上級生たちは長年の伝統と文化として厳しく指導することが求められてきました。ですから上級生は厳しい指導を下級生にするのは当然と信じ、やらなきゃならない仕事として考えます。ですので、その組織としての管理者(学校・劇団本体)側は、上級生が下級生を厳しく指導することについて常時注意を払う必要があります。基本的に指導を行う際の厳しさとハラスメントとの境界を把握し助言を行うのが管理者の役目。最近はいくらでもハラスメントを防止のためのガイド本はあります。映画のトップガンとかのアメリカの軍隊を題材とした訓練シーンをみていても分かりますが、途轍もなく怖そうな鬼軍曹であっても、ミスした兵士を絶対殴りません、必ず腕立て伏せ。で、これが日本軍の場合は必ず(愛を?込めて)殴ります。もちろん時代は変わりましたが、この違いって今でも大きく日本社会には残されているように感じてしまいます。事実、このようなハラスメント対策についてしっかりしていそうな、自衛隊、警察、消防署のようなガテン系公務員社会でも無くすことができません。宝塚の場合、20代女性のみの閉ざされたエリート集団と言えますから、同様に何かしらの良くない文化生じていまいがち。それを第三者の立場で人が公平中立的に見守る仕組みが重要です。

まとめ

ということで、筆者には、加害者側の団員がそれなりにハラスメントについて彼らなりの正義感やで組織のために行ったと思えてしまいます。そこが筆者のわだかまり。そのため、一義的、直接的には、上級生・団員の行為での結果責任を問うのは容易いですいのでうが、問題の本質はその部分ではありません。再発防止を真剣に考えるのなら、厳しいトレーニングを行う中で、どのようにハラスメントが生じない環境を作るのか?がとても重要。基本的には、たくさんの関係する人たちが関与して学生・劇団員とその行動を見守る(チェックする)人の存在がとても必要。定番の仕組みとして所謂有識者で構成されたアドバイザリーボードとやらを4月より設置するようですので、それがちゃんと機能させるかがポイント。

大学でのハラスメント(対策)でも同じ。(例えば)影響力のある教授のハラスメントへの所謂忖度、学生の部活でも同じ、何かしらの理由で本来注意喚起が必要なのに沈黙してしまうような文化を打ち破らないと次の被害者が出てくるだけ。やることは見えているのですがちゃんとできる日本になれるかが課題。