先日おこったできごと
なんでアリラン
ちょっと前、オフィスの近所の韓国料理屋(一応仮に名前をアリランとしておきます)から電話がかかってきて、『今店に中国人の人がきていて大学のことを知りたいと言っている、店主?が連れていくから話を聞いてあげてくれないか?』とのこと。で、筆者から『こちらは入試の説明のできるスタッフはいないしサポートできることはありませんよ』といっても『それでもかまわない。私(韓国料理屋店主)が連れて行くからお話を聞いてやってくれないか?』と言われ『その人たちは英語でお話ができますか?』と聞くと大丈夫のようなのでお引き受けすることに。だいたいこの謎に満ちた韓国料理屋が紹介をしてくれる中国人の受験希望者というのは危険な香りが満ち満ちていますが、他に対応できそうな人もいないので筆者がお話を聞いてみることにしました。
四人連れ
しばらく待っているとやってきたのは、どうみても観光・物見遊山の中国人四人で50代男性、30代女性、それに未就学児が2名の構成。韓国料理屋店主さんはバトンタッチしてよろしくと言って去っていきました。大学というものは、どこでも地域と世界にも開かれたものですので、冷たく塩対応するとSNSに取り上げられたりしますから気をつけなければなりません。で、お約束どおりというか、彼らの英語の能力は非常に残念なレベル。彼らの持っている android スマホの翻訳機能(どこのエンジンかわからないが簡体字・日本語との変換はあまり良くない)と筆談により(元気に子供が走る回る中)お話し合いに。
で、日本の大学で学ぶことを希望するのは30代女性。最初は大学で学びたいという幅広の言い方でしたが、中国の経済・商学系の大学を卒業しているようなので、日本で学ぶんだったら社会科学系の大学院の方が良いのではと提案。ただ、その前に、彼女の日本語・英語能力には課題があるので、中国か日本かどこでもいいけど、まず、日本語を学べる学校で勉強してN1の能力にならないと大学院受験資格を得ることができませんよ、と説明。実際話してみた際の感じでは、年齢上の課題もあり(一生懸命がんばっても)N1を取るには少なくと2年は必要な印象。国費留学生etcの対象でもないし実際のところ日本の大学での学びは厳しそうに感じました。それでも日本の大学に関心をもってもらうことは悪いことではありません。
また、男性の人ともお話をしましたが、筆談の結果、どうも某国家重点大学の法学部を卒業しているよう。お仕事は官公庁関係で経済法?に関連したしたことをやっているご様子。50代半ばで中国の評価の高い大学を卒業してるところをみると(見た感じはアレでしたが)かなりのエリート層なのかもしれません。筆者は適当に『それはすごいですね。国家重点大学・211行程の大学はとても優れていると聞いています。清華大、上海交通大、同済大、復旦大などいろいろお世話になっていますよ。中国にはとても良い大学がありますね(完全にテキトーにヨイショ)。折角日本にいらしたんだから、京都や東京にも良い大学がありますから是非訪問してみてくださいね』と、お話は盛り上がります。
こんな世間話を一時間近くして、大学のパンフレットとか渡してあげたら大喜び。あなたはとても良い人だと言ってくれて写真を一緒にとって握手して帰っていきました。まあ、日本に観光ついでにやってきた中国人旅行者に優しく接してあげる大学は皆無だと思います。グローバル化という言葉遣いも陳腐ですが、どこの国の人にも優しく接してあげることが、遠回りですが日本の大学を知ってもらうことになれば思います。大学の職員も国際部門でなくてもどこの国の人とも普通に接してお話が聞けるコミュ力はもっておくほうが良いと思います。がんばりましょう。
筆者の中国観、大学関係で会う人はみんなとても良い人ばかりで親しみを感じます。どっちかという党と政府がねぇ、特に周庭さんに大人げない意地悪するのはやめてもらいたいです。