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【短編】訪日外国人と伏見稲荷大社へ行ってみた1 本編

GW明けのある日、訪日外国人のサポートで伏見稲荷大社などなどに行きました。きつかったです。エリア情報は関西圏外の方にはわかりにくいと思いますが臨場感を出すため?そのままにしておきます。

訪日外国人は3名

GW前、東京のロジ担(タイ人の知人)から連絡があり『海外から知り合いがやってくる。東京は私がマネージするから関西はヘルプしてもらいたい。関西のホテルは既に大阪でとっている。京都は祇園へいってみたい…』とのこと。年休もとれそうなのでヘルプすることに。それで家で連絡を待っていると、新幹線の中から、Torii gate ikimasu Inari gate desu fox no…のメールが。どこのこと?祇園はやめた?でしたが、Fushimi Inari shrine desuka? と聞いたら、sodesu! の返事があり、それならと新快速に揺られて神戸方面からJR京都駅まで。伏見稲荷大社への行き方は、JRなら京都駅で奈良線に乗り換えて2駅目の稲荷駅。降りたら目の前にきれいな参道があってすぐの場所。コロナ禍も終わりモードで、お天気の良い日だったこともあり、JR奈良線の各駅停車の乗客はどうみても半数以上は訪日外国人。京都の市バスなどにも言えることですが、地元の利用者に支障が出るレベルの混雑度合い。関西の観光地にも外国人の姿が戻ってきました。なお、京都はいつも混んでいますが大阪梅田駅周辺もスーツケースをガラガラした人たちでいっぱい。ちなみに神戸は他の観光地と比べればそれほどでもありません。そのわかりやすい事例が北野の異人館街、海外から来た人に西洋人が昔住んでいた洋館を見せても日本を感じとってはもらえません。そんなで神戸における訪日外国人の関心事は Kobe Beef あたり。どちらかと言うとさらに西へ行って姫路城見物の方が喜んでもらえそうです。

筆者がJR稲荷駅についたころには、東京グループは、既に到着、既に千本鳥居から稲荷山方面へ上っているとのことなので、こちらは正殿周辺でお留守番することに。当日は、お天気も良く参拝者もたくさん。東京グループは、山登りに燃えていて下りてきたのは1時間後、途中でたくさん写真を撮っていたようです。

そして、ついに3人組の訪日外国人とご対面。基本的に男性3人なのですが、そのうち二人は性別適合手術をうけたアジア系男性(イメージ的にははるな愛さんを大柄にした感じ)、もうお一方はアメリカのラスベガスから来たらしいわかりやすい雰囲気のアメリカ人。多少事前情報は得ていましたが、まあ…想定内。アジア系男性のお二人はタイトなミニスカートにヒール付きの靴をはいていたので山登りは大変だったと思います。(書きたいことはいろいろありますが、これ以上は踏み込んでは書きません…)

ホスピタリティする側の立場としては、(三人とも日本語はダメでしたが)英語でコミュニケーションが取れてとりあえず助かりました。彼らは、日本の地理・文化について不案内でしたので、とりあえず、筆者が駅の券売機でJR大阪駅までのキップを買ってあげたりのロジ担として対応をしてあげました。あいにく帰宅時間のラッシュアワーに重なり、イケイケのコスチュームのお二人と短パンTシャツのおじさんをギューギューの新快速にのせてJR大阪駅へ。食べるところの予約も入れていなかったので、普通にオーソドックスで外国人も満足しそうでお金の計算もしやすいがんこさん(DDハウスのお隣のお店)にいってみたら満員でお断り。

途方に暮れつつ近所を捜索して、なんとかDDハウス2階の海鮮居酒屋のおくまんさんに入れてもらえました。食事にこだわらない人たちだったこともあり、五人で8000円ほどでみんなわいわい楽しむことができました。おいしい夜ごはんを楽しんで米ドル換算で一人あたり10USD程度ですから、外国の旅行者からすると、日本の物価はかなり割安に感じられると思います。そして食べ終えたあとのロジ担の仕事はホテルまでのルート確認。どうもHotels.comの海外サイトで押さえているようなので、スマホでその情報を確認してみると場所は大国町あたりと判明。ちなみにシングル3部屋の予約(ちょっと気にしていました)。おくまんさんから5分ほど歩き、紀伊国屋横のタクシー乗り場まで移動、タクシードライバーさんにもホテル情報を見せて行先の説明。まだ宵の口でしたが、Have a nice evening! といいつつお見送りしました。これでこの日のロジはめでたく終了。

見送ったあと、東京側のロジ担と話し合い、アメリカ人だし金持ってるだろうからあとはほっといても自分たちで楽しむだろうという結論で解散。LGBTqの人たちとかいう崇高で意義深い次元ではなく三人のテンションの高さにホスピタリティする側は疲れてしまいました。翌日は、DIYにしてもらいロジ担のサポートなしで大阪見物を楽しんだようです。ちなみに筆者なら、グリコのある道頓堀、あべのハルカス天王寺動物園大阪城海遊館あたりに連れていったと思います。多分一日楽しめます、きっと。

で、一応、この三人組は、日本をエンジョイして自分の国に帰ったみたいです。以上、他愛のない話ですが、日本人で初対面のこの三人組に動じることなく対応できる人物はそうはいません。(意味不明な筆者の自信と自負)

inari.jp

 【写真1】伏見稲荷大社 お稲荷様

【写真2】伏見稲荷大社 正殿のあたり 見た感じ参詣者は少ないようですが実際は結構な数でした

【写真3】伏見稲荷大社 千本鳥居の入口あたり 最初のうちは大きな鳥居が並びます

【写真4】伏見稲荷大社 千本鳥居は大社の裏山(正式には稲荷山)の頂上まで延々と続きます。筆者の見た感じ、上っている人たちの大半は訪日外国人旅行者。気持ち的にはスピリチュアルというよりハイキング

おくまんさんは、海鮮居酒屋のお店。梅田のDDハウス2階のお店は行った時間が少し早めだったので運よく待たずに入れました、その後は大混雑。一時間ちょっと5人でいろいろつまんで8000円程でしたので大満足、スタッフもフレンドリーで活気があって良いお店でした。なお、お店に入った瞬間、スタッフは他とは異なるグループだと認識したようで、オーダー用に英語表記でメニューがのったタブレットを渡されました。

 koumura-okuman.net

今回行けなかったがんこさん。見た感じ上品な日本料理のお店ですが、そこまで高くはありません。お寿司、てんぷら、お鍋等々、外国人の方にはわかりやすい日本食が食べれるので連れて行くとき安心です。週末の夜は予約を入れておくべきでした。お店は関西中心ですが東京にもあります

www.gankofood.co.jp

関連して木曽路さんも。こちらもそこそこのお値段でしゃぶしゃぶやすき焼きをおいしく楽しめます。がんこさん同様、日本を知らない外国人の方にお勧めできるお店。なお、(個人的見解ですが)すき焼きetcを頼むとき、お肉は一番お安めで十分。木曽路さんの赤身肉は十分品質がよくわざわざ霜降りを選ばなくても(多分)外国人はおいしいと言ってくれます。また、反対に(筆者の経験上)外国人の中にはサシ部分の脂肪が多すぎるとお腹にもたれるからとか気味が悪いとかいって嫌う人もいます。

www.kisoji.co.jp

本編のまとめと最近の気づき

どこが【短編】やねん!ということで冗長になってしまいました。

ここから以降は、【短編】訪日外国人と伏見稲荷大社へ行ってみた2 で、お読みください。

 

fou.hatenadiary.jp