FOU’s blog

日本の大学 今 未来

ヨーロッパの大学8 東西ドイツ 写真でみる西ベルリン

最近、富士フィルムさんがやっているネガフィルムをJpeg化するリメイクサービスというのをやりだしました。20本単位でネガフィルムを渡すと1枚300万画素のサイズでCD-ROMにデータを入れてくれます。また追加料金で自動色補正もやってくれます。(一本単位でもできます。20本でだいたい1万円くらい)

で、この西ベルリンシリーズがその写真。これからあとざっくりいうと東ベルリン→チェコスロバキア(当時)→オーストリアハンガリー等々へ。整理が悪くてネガ何本かがどこかに隠れていますが、見つかったらブログに使いたいと思います。

このブログの趣旨である大学とのつながりでは、東ベルリンでフンボルト大学の前をとおりすぎた記憶があります。特に若い方にはそんなに古くもないけどかなり今と違うヨーロッパの様子を見るのも良い機会かもしれません。どんどんがんばって海外に行ってみましょう。

【写真1】ヘルムシュテット Helmsted 駅 西ドイツのこの駅から西ベルリン行の列車が出発します。

※なお、筆者のここまでの行程は、大韓航空のアンカレッジ経由便でフランクフルト到着→ボンでチェコスロバキアのビザ取得→ヘルムシュテット。

【写真2】ヘルムシュテット Helmsted 駅にあるNATO側の軍によるチェックポイント 

【写真3】列車が出発するとすぐ東ドイツ領内へ。当然西ベルリンまで途中下車できる駅はありません。しばらくすると車内で東ドイツ側の国境警備の人のパスポートコントロールがあります。さらに車掌さんが入ってきてキップの確認。ユーレイルパス(一等車・1か月)を持っていたので余裕で空いていた一等車のコンパートメントを一人で独占していたのですが、パスは東側諸国の鉄道区域は適用外。(ユーロ以前の時代で)払える通貨をもっていなくてモタモタしていると見かねた心優しい車掌さんは『もういい。誰にも話すなよ』的な言葉を発して無賃乗車を許してくれました。多分当時のヨーロッパは貧しそうなバックパッカーには寛容だったんだと思います。

【写真4】西ベルリン 確か列車は夜に到着しました。そのまま駅構内の Tourist Information に行って Please find Cheap and Nice Hotel Bitte! みたいな意味不明な言葉でコミュニケーションしてホテルを紹介してもらいました。そしてこの写真は翌朝のもの。泊まった西ベルリンのホテルは一番最後に筆者の顔出しでご案内します。(絶対バレない自信あり)

【写真5】西ベルリンぶらりあるき1

【写真6】西ベルリンぶらり歩き2 2月初旬くらいの一番寒い時期。明らかにマイナス10度くらい。他の季節に行けば見えるものはかなり違ったと思います。

【写真7】ブランデンブルク門(Brandenburger Tor) 界隈の壁1 左側の壁の向こうは東ベルリン。門は東ベルリン内にあります。

【写真8】ブランデンブルク門(Brandenburger Tor) 界隈の壁2 東側の監視塔 要所要所にあります。

【写真9】ブランデンブルク門(Brandenburger Tor) 界隈の壁3 門周辺も壁で囲まれています。

【写真10】ブランデンブルク門(Brandenburger Tor) 界隈の壁1 一昔前までこんなことして対立していたんです。

【写真11】ブランデンブルク門(Brandenburger Tor) 界隈の壁 壁の近くに東側から西側へ逃げる際、命を落とした人の碑があったりします。

【写真12】Olympiastadion Berlin こちらは1936年開催されたオリンピック競技場。当時の施設は1945年の赤軍との戦いで破壊し尽されたはずですので、行った時のものは戦後再建されたものだと思います。さらに現在は、もっと改修されきれいなサッカー競技場に変わっています。

【写真13】Olympiastadion Berlin 閑散

【写真14】Olympiastadion Berlin ベルリンオリンピックでゴールドメダルを取った人の名が刻まれた銘板。日本関係のお名前もちらほらあって、左側のマラソンのところで孫基禎(Son)さん、右側にはマエハタガンバレ!の 前畑秀子さんが女子平泳ぎ200mのところにみえます。

【写真15】Olympiastadion Berlin 建物のデザインは1936年当時のまま。右側の支柱にはハーケンクロイツが刻まれていたようです。

【写真16】Hotel California Berlin  駅の Tourist Information が紹介してくれたホテルがこちら。ご覧のように夜になるとベルを押さないと中に入れてくれません。当時のヨーロッパのホテルの定義では二つ星もしく三つ星クラスだったと思います。特色のあるホテルではありませんでしたが、この名前は忘れられません。なお、このホテルは多少グレードアップして今でもやっているようです。

california-am-kurfuerstendamm.hotel-in-berlin.org

 

fou.hatenadiary.jp

 

fou.hatenadiary.jp