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日本の大学 今 未来

タイの大学 チェンマイ編2

チェンマイ編2では、チェンマイ大学のご紹介。写真たくさんでいきます

 

チェンマイ大学はタイ北部の基幹大学、そして最も知られた大学。実際に行ってみればその規模、このエリアでの重要性がわかると思います。メインキャンパスは、イメージ的には阪大の吹田キャンパスより大きいサイズ。次にご紹介する予定のChiang Raiチェンライ編の時にご紹介する予定のMae Fah Luang Universityメーファルアン大学もでかい大学だと思っていましたが、それより1.5倍くらいの規模があり、さらに山の麓なので傾斜付き。そんなサイズなのでキャンパス内移動用に巡回バスがありますが、多くの学生は小回りの効くスクーターで行ったり来たり走り回っています。結局、地理に不案内な筆者は、キャンパス内で迷子になり、スクーターの男子学生に声をかけ、『ここに行きたい!』と(英語で)いうとその奇特な学生は筆者をリアに乗せてくれて連れていってくれました。

このキャンパスの所在地、位置的にはチェンマイ空港の北側エリア。旧市街から行くとすれば、スアンドーク門 Suan Dok Gateが起点になります。この門を出て西へ進むとチェンマイ大学方面です。なお、距離的には門から2キロほどなので日本の気分では歩いて行けそうですが、タイ的には、かなり暑いのと車がビュンビュン走っている道を歩くことになるのでトゥクトゥクなどのご利用をおすすめします。また、大学構内も非常に広いので事前に訪問先への行き方や待ち合わせ方法を確認しておくほうが迷子にならなくて良いと思います。

【写真1】スアンドーク門 Suan Dok Gate この門は車の出入りができます。

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【写真2】門を出ると通りの右側に沿ってチェンマイ大学の医学部、歯学部、看護学部などの医療系学部とその関連施設(マハラート ナコン チェンマイ病院、シーパット医療センターetc)が並びます。ここはキャンパス外ですがいくつもの病院、教育施設のあるエリアです。

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web.med.cmu.ac.th

sriphat.med.cmu.ac.th

【写真3】途中にマクドがあるので休憩1

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【写真4】途中にマクドがあるので休憩2

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【写真5】歩いているといろいろ関連施設1 アートセンター

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【写真6】歩いているといろいろ関連施設2 大学が管理する会議場。立派な施設です。

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【写真7】幹線道を左に折れるといよいよ大学への道。まず、国王陛下がお出迎え

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【写真7】構内に入ると検問所があって許可車でないと入れません。※物々しそうですが歩きならノーチェックです。

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【写真6】検問所の横に乗り降り自由の構内巡回バスの待合があります。ルート案内はあったような気もしますがまずは何も分からないまま乗ってみて身を任せる感じです。

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【写真7】構内には無防備にイヌが寝ています。結構たくさんいました。首輪を見ると大学として管理はしているよう。ネコはみませんでした。

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【写真8】江戸前寿司のデリ発見。何故か日本人の動物的本能のせい?で、見るのも食べるのも怖いです。

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【写真9】構内のの案内看板のほとんどはタイ語のみ。こちらはたまたま英語が入っている看板があったので写真を撮ったもの。こんな感じなので、地図はもっていても、ふらっとキャンパス歩きをするとどこに何があるのか探すのが大変。バンコクにある大学と比べると英語表記の必要性が低いのかもしれません。もちろん、キャンパス内には、郵便局やATM、食べるところ、コンビニ的なものはいくつもあり、慣れれば便利だと思います。

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【写真10】ちょこっと講義室をのぞいてみました。制服着用なのでみんな年齢より若めに見えます。何気なく堂々と入れば誰も何も言いません。

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【写真11】で、今回筆者が訪問した場所がここ

こちらは、タイ北部における日本研究と情報発信の拠点となっています。タイ人の知人との関係などなどで前から一度行って見てみたいと思っていました。事前にアポは入れていたのですが当日は桃山学院大学の学生グループが研修で訪れていて皆さんお出かけ中。お話が出来たのはお留守番をされていたポスドクのローカルスタッフの方のみ。そのため反対に自由にざっくばらんに見学をさせていただきました。

筆者はプライベートでこのセンターにメールでアポをいれたら『どうぞ』のご返事をいただいています。学生さんも含めて海外の大学の事情を知りたかったら積極的に連絡をとってみると良いと思います。

ちなみに、チェンマイ大学さんは、国際交流に非常に熱心。筆者個人的には大学の独法化、学長の方針、タイ国内での大学間の競争の影響等々もあるのかと想像してしまいますが、とにかく日本の大学とたくさんの協定を締結しています。wikiに書かれている大学数は全然追いついていなくて、近くの大学(関西)を見回しても学生の訪問していた桃山学院大学さんの名前なし、阪大さんも2007/10/1に全学協定を締結していますがその名なし。そして筆者のいる大学も少ないながら短期研修にいっている(はず)なのにその名はありません。日本の大学のメリットとしては、比較的安価に比較的安全に異文化体験ができるタイ・チェンマイの地は貴重だと感じます。

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【写真12】センター入口。なお、この反対面に中国の同様のセンターがあります。この前までさっき会ったばかりの男子大学生のスクーターにタンデムして到着。

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【写真13】センター内 右下の案内板にはこのセンターの活動がODA(政府開発援助)で行なわれていることが書かれています。チェンマイには日本の総領事館もあるのでお互いwinwinでやっていけそうな関係だと思います。

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【写真14】部屋の大きさはこんな感じ。ずらっと日本関係の蔵書が並んでいます。左奥にいらっしゃる方がローカルスタッフのスラシーさん。日本語はお得意ではありませんでしたがいろいろ教えていただきました。感謝です。訪問時には(結構重たかったけど)日本関係の書籍を寄贈の形で何冊かお持ちしました。(『みんなの日本語タイ語版)』etc)。学生の人もグルメ本やファッション関係の雑誌などなど皆さんの自由な発想で少しずつでもお渡しができればタイの学生の皆さんに喜んでいただけると思います。なお、カナダでもそうだったのですが、日本関係の図書コーナーには漫画本ばかりがたくさん集まってしまうというのは事実、ポップカルチャーの国と言えばそのとおりなのですが多少違うアプローチもあったらいいなあと感じてしまいます。ただ今(2021年)なら鬼滅の刃系のグッズを持って行けば必ずうけます。多分。

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www.cmu.ac.th

cmujpsc.blogspot.com

これでチェンマイ編は終わりにしてチェンライへ向かいます。

 

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