ここからタイに入ります。最近タイは日本の大学の東南アジアにおける国際交流の拠点なっていて多くの 大学がブランチをおいています。ここではバンコク、チェンマイ、チェンライあたりのいくつかの大学の紹介といろいろな現地情報を書いてみます。写真は引き続き多めです。なお、タイは新型コロナウイルスで多くの感染者が出ている状況。日本もタイも早く落ち着いた世の中になったらいいなあ、と思いつつ記していきます。
【写真1】ご存じの人も多いと思いますがタイのマクドナルドではドナルドくんはワイしてくれます
どんどん変わっていく
筆者とタイとの関わりは長く20年くらい。当初は知人がタイにある機関に赴任したことがきっかけ。多分筆者のパスポートのハンコ的にはタイが一番多いと思います。最初のころはスカイトレインBTSは出来たばかりで地下鉄は工事中。その頃はスカイトレインBTSも(それなりに料金がするので)利用者は外国人ばかりでガラガラだったことをおぼえています。それが今ではラッシュ時にはどちらも入場制限を行なうほどの大混雑。また、日本では見ることが出来ないほどの大型ですごいデザインの商業施設がいたるところでできあがっています。ただ、そのような見た目の変化はバンコクが中心、北部のチェンライ、チェンマイあたりを見てみるとスピード感はあまり感じません。
Thai Airways、ANA、JALあたりを利用するなら到着(出発)する空港はSuvarnabhum International Airportスワンナプーム空港になります。もう一つ Don Mueang International Airportドンムアン空港というのがありますがLCCと国内線が中心になります。チェンライなどバンコク以遠に同日に着きたいなら日本発が夕方以降になると間に合いません。国内線乗り継ぎも普通で問題ありません。なお、国内線はタイ国際航空はやってなくて子会社のThai Smileに名前が変わります。Thai Smileは機材の雰囲気はThai Airwaysと同じでスッチーのユニフォームが違う程度。一時間程度のフライトでもしっかりしたミールサービスをしてくれます。国内線はそれ以外にもいろいろLCCが飛んでますので慣れてきたらチャレンジしてみてください。
タイ初心者向け 空港から市内へ
筆者的には、空港と市内は行くも帰るもタクシーがお勧め。なお、エアポートリンクも市内へ行くときは可。ちなみにエアポートリンクetcを使って市内に行って日本円で一人400円ほど、タクシーで行っても一台1500円くらい。旅先での時間と安全と正確性を考えれば無理して公共機関にこだわる必要もありません。
①タクシー
空港からは比較的安心。入国してすぐにTaxiの案内がありますのでそのまま乗り場へ。(少しやり方が変わって)乗車前に自分で発行機でクーポンを発券してタクシーに乗ります。空港にいることを許されるタクシードライバーさんは多少英語が出来るようですが、基本的にはホテル名や住所をしっかり伝えることが必要。あと少しややこしいのが高速道路の通行料金。市内までに数回ゲートで利用料金を払うことになりますが、バンコクではお客さん負担、小銭を持っておかないと料金所でバタバタします。ちなみに筆者は乗るとき『No Highway』といって高速道路を使わず地道で行くようお願いします。時間は大して変わりません。
反対に市内から空港は少し気を遣います。流しのタクシーは(空港に行くなら特に)車内で値段交渉をする必要があり結構邪魔くさい。そのため、可能ならホテルのフロントに頼んでタクシーに乗るとちょっとチップは必要ですが決まった金額で空港まで連れていってくれます。
②Airport Rail Link
Airport Rail Linkエアポートリンクは、空港と市内を結ぶ高架線。最初のころは、ノンストップで結ぶ便もあったのですが、現在はCity Line シティラインと呼ばれる各駅停車のみになっています。空港駅へ行くには入国したらそのまま地階方面へ行けばそれほど迷いません。車両の編成は4両のみ。その車両も大江戸線や東京モノレール的な乗ってみると少し小さく感じるサイズ。空港~市内の間の駅でも地元の人たちの利用が増えて発車間隔も1時間3本程度。空港発は始発駅なのでとりあえず座れますが、マッカサン駅あたりでさらにMRT(地下鉄)に乗り換えるルートを考えるなら、朝晩のラッシュアワー時には大変なことになることをおぼえておくほうが良いと思います。
③MRT と BTS
【写真3】Airport Rail Link の Makkasan Station 高架の3階部分で乗り降りして2階が改札口。長い通路を歩いていくとMRT の Makkasan Station に接続します。なお、MRTの入口には金属探知機のようなものを設置したチェックポイントがありますが、かなりゆるゆるです。BTSは高架を走るタイプ。一日券を気軽に買え、観光、買い物などのポイントが路線にたくさんあり、MRTより使い勝手が良いと思います。
【写真4】MRTの改札 切符はトークン
【写真3】MRTのホーム どこも綺麗です。
【写真4】BTS Asok Stationのホーム Asok 駅はMRTとの接続駅で、周辺に多くのホテルや商業施設があっていつも混み合います。夕方には駅構内に入るのに制限がかかるくらいの混雑になることも。
【写真6】BTSのホーム 可動式ホーム柵を設置する前はこんな感じ
バンコク市内にたどりつくまででおなかいっぱいになってしまいました。バンコク編2で市内情報を書くようにします。