FOU’s blog

日本の大学 今 未来

カナダの大学 2 マギル大学 McGill University その2

マギル大学 McGill University ーカナダ・ケベック州の大学ーその2

McGill University周辺

地下鉄Métro de Montréal グリーンラインGreen Line/Ligne verte)のMcGill Sta.かPeel Sta.が最寄り駅になります。グリーンラインMontrealの中心を走るもっとも賑わう路線。またこの路線沿いにUQAM(Berri–UQAM sta.)、Concordia University(Guy–Concordia Sta.)の2つ大学もあります。(筆者の昔話、ESLの先生がPeel Sta.(皮をむく、ピーラーとか)って面白い名前の駅だと何気なく話していました。このあたり日本人だとすぐにつかめない英語感だと思います。)

McGill University の正門(McGill Gate)は Rue Sherbrooke Ouest(West)沿いの賑やかな通りに面しています。周辺には高層ビルが立ち並ぶ一方でMont Royalへ続く丘陵にキャンパスの建物が並んでいます。

f:id:FOU:20200926220007j:plain

Rue Sherbrookeは、東西に走る幹線道路、同じく南北を走る幹線 Boul. St-Laurentを境にしてSherbrooke Ouest(West)Sherbrooke Est(East)に分けられます。なんだか複雑に書いていますが市内はタテヨコに分かりやすく区画されていますのでそれほど道に迷うことはありません。なお、通りの標記はStreet ではなくRue となりフランス語記載となります。 

特にMétro McGill Sta. から AtWater Sta.までの地域が過去Quebecを経済的に支配していた英国系住民が多く住むところ、独立した行政区となるCity of Westmountは高級住宅地として知られています。

トリビア的な話になりますが、Montrealエリア中でもWestmountのような行政区域に入ると交通標識が英語(Stop etc)の表示に変わったりします。

f:id:FOU:20200926235825j:plain

f:id:FOU:20200926233003j:plain

 そしてMcGill Gate に入ると創設者James McGill像がお出迎え。広い芝生の突き当たりに大学本部機能の施設や大学が管理するレッドパス博物館(Musee Redpath)、日本の大学で言えば大学生協的な施設 McGill Bookstore もこのあたりに。夏に来ると爽やかなキャンパスを体感できますが、1月あたりに訪問するとマイナス30℃の世界になりますので衣類の選択に注意が必要です。

キャンパスは手狭感があり周辺のビル、高級住宅地の建物を借用してMont Royalの中腹まで続きます。坂を上った医学部関連の建物が立ち並ぶあたりにある通りがドクターペンフィールド通りAvenue du Docteur-Penfield。1930年代からMcGill University 医学部や関連病院で勤務をした DrWilder Graves Penfield は、世界に知られた脳科学の権威。その名に因んだ通りです。

f:id:FOU:20200927125143j:plain

  

脳と心の神秘

脳と心の神秘

 

 

臨死体験 上 (文春文庫)

臨死体験 上 (文春文庫)

  • 作者:立花 隆
  • 発売日: 2000/03/10
  • メディア: 文庫
 

  【写真】キャンパスからMcGill Gate 方面f:id:FOU:20201010230856j:plain

 

  

 

fou.hatenadiary.jp